読む気をなくすPCの話 -スリープ見直し編- からの続き
前回の補足です。結局前回の設定だと、
ネットワーク共有センター→メディア共有→有効
詳細な電源設定→アイドリングがスリープ状態になるのを回避
↓
PCを放置時、一向にスリープに入ってくれない。。。
↓
詳細な電源設定→PCのスリープを許可
↓
REGZAで動画再生中スリープに入る
の無限ループにおちいることが判明。。
Vista標準の機能では解決法が分からず、結局フリーソフトに頼りました。
TOff英語表記ですが、上記解説ページでなんとなく分かりました。
日本語化バッチもあるみたいですが、ウチの環境では上手く動かなかった。。
TOffのスバラシイ所は、ネットワーク通信が一定時間行われなかった時、PCをスリープしたりシャットダウンしたりできる所です。
さらにマウスやキーボード、CPUが動いていないときなどの条件も組み合わせることができます。つまり、
PC内のビデオを見ているとき→スリープしない
通信もなくCPUも人間も作業していない→スリープするという事が可能なワケです。
ただデフォルト設定のままだと、ちょっとした通信やCPUの動きがあればスリープしないので、少し設定を変えます。
メイン画面の設定は上記ページで分かりますが、Setting画面のことが書いていなかったので、少し解説します。
ウチの場合は「Mouse & keyboard and CPU inactivitiy period」と「Network inactivity period」にチェックを入れ、3分でスリープに入る設定にしています。

メイン画面の一番左下、Settings...をクリック。
動作中は右下のSuspendを押して中断するとSettingを選択できます。

まずPage2のタブ。
Computer Inactivity Timerの欄、Consider activity as: で
「Mouse & Keyboard Activity and CPU Usage」を選択します。
これでマウスとキーボード、CPUが一定時間動いていないときにスリープします。
CPUの動きを無視したいときは「Mouse & Keyboard Activity」を選択してください。
でさらに、Minimum CPU usage to qualify as activity: を「10%」に設定しました。
直訳すると「活動しているとみなす最小のCPU使用率」って感じかな?
つまり10%未満のCPU使用率は「動いていない」と認識し無視してくれます。
次にNetwork Inactivity Timerの欄、Minimum number of packets to qualify as activity: を「10」に設定しました。
「活動しているとみなす最小のパケット数」って感じでしょうか。
10未満のパケット数は無視されます。
ここがデフォルトの数値のままCPU→5でNetwork→3だと、TOffが「PC活動中」と認識するため一向にスリープに入ってくれませんでした。
何も操作してなくても、多少のCPU使用率や通信はあるみたいですね。
メイン画面のNetworkの部分、パケット数のバーがあるので分かりやすかったです。
各環境により数値を変えてみてください。

あとPage1のタブ、Power Operation User Warning 下のPlay sound beep warnings~のチェックを外しました。
これはスリープやシャットダウンに入る何秒か前、ビープ音でカウントしてくれる設定ですが、なんか爆発前のカウントみたいで怖かったので解除しましたw お好みでどうぞ。
これを使わなくてもメイン画面の一番下のタイムバーで、あとどのくらいでスリープするか分かるので親切。いいアプリだなー。

で最後に、コントロールパネル→システムとメンテナンス→電源オプション
現在選ばれている「プラン設定の変更」をクリック。
Vistaのスリープ設定とかぶると変なことになりそうなので
・ディスプレイの電源を切る→なし
・コンピュータをスリープ状態にする→なし
にしました。
TOffのおかげで今のところスリープ関連は問題なく働いています。
今度はたぶん。。大丈夫。
読む気をなくすPCの話 -ファイル共有編- に続く