読む気をなくすPCの話 -グラボ設置編- からの続き
HDDのパーティション分けをする理由としては、ノーパソHDDの故障で怖くなったのもあるけど、大きな理由はまた別にあります。
個人的にはパーティション切らない、ワンパーティション派でした。
なんでかと言うとウチのPCはCドライブ(システム)のみのリカバリができないタイプ。
HP製のPCはリカバリが工場出荷状態に戻すことしか選べないようです。
つまり、パーティション分けの
「OSに何らかの不具合が発生したとき時にCドライブ(システム)のみリカバリすれば良いので便利」
という最大のメリットが生きないPCなんです。
でも今回、
Paragon Backup & Recovery Free Editionという、フリーながら現状のシステムやデータをバックアップして、リカバリまでできてしまうソフトを発見しました。
これならパーティション分けした方が安心だ!と思った理由です。
それ以外にもパーティション分けた方が、システムの安定と断片化の軽減というメリットもあります。
まずは、デジカメとデジビデから家族の写真と動画をPCにコピー。
本当に必要なデータを厳選して、それ以外を削除したら約90GBほどにおさまりました。
一応、データを残したままパーティション切れるんですが、Vista標準のアプリだとCドライブ→新規Dドライブへのデータ移行が難しそう。
なので、一時外付けHDDに退避してちょっと怖いけど、システム以外のデータを全削除。
絶対に消したくない写真データはこれを機にDVD2枚にバックアップ。
ビデオはデジビデに、音楽はiPhoneにあるので勇気を出します。
あれ?でも計算が合わない。
データを消してもまだ
200GB前後使用してることになってる。
システムデータはどう見ても30GBくらいしか使ってない。
残りの
170GBはなんぞ?とかなりイライラしました。
グーグル先生に
「vista Cドライブ 容量 おかしい」と聞いてみたら、どうも「復元ポイント」なるものが悪さをしているらしい。
ディスククリーンアップというツールを使います。
この記事に詳しく載っていました。
スタート→アクセサリ→システムツールの中にあります。

ついでにこの画面で、下のOKを押すとダンプファイルという空のムダ領域も消されて容量が確保できます。
ナオヘンPCではなんと9GBくらい空きができましたw

さらに詳細タブを開くと現れました。こいつが真犯人。
下のシステムの復元とシャドウコピーのクリーンアップをクリックするとズゴーンと約170GB空いて、使用容量が30GBになりました。
もうね。システムの復元でこんなに使うなんてアフォとしか言いようがない。
Windowsのこういうとこがキライ。
便利にしようとしすぎて逆にユーザビリティを殺してるよね。
これは、
こちらの記事に詳しく書いてありますが、
「Vistaのシステムの復元で使用するサイズは、デフォルトで
HDD容量の15%」
なんだそうです。
ウチのHDDは750GBなので115GB前後、何か計算が合わないけど、とりあえずそのサイズを復元のために使ってたんです。
15%も使わすかボケ!ってことで先ほどの記事を参考にコマンドラインで最大5GBに制限してやりました。

はースッキリ。
つーか全然パーティション分けまで話が進まない。。
そうです。パーティション分けは色々と大変なんです。
読む気をなくすPCの話 -HDDパーティション編 その2- に続く